【失敗】11cmドール製作記2


毛糸ウィッグ失敗記と身長調整キットの話。写真あったりなかったり。


ボブウィッグからお湯パーマしてカットしてでショートカットにしたものの・・・
どのようにしてサイドテールを付けるか悩みに悩みました。

方法としては代表的なのが恐らく二つ。
・バンスウィッグを取り付ける(参考
・ウィッグに切り込みを入れてテールを差し込む(参考

まずバンスウィッグを買ってみる。めっちゃデカい。
24cmドールとかなら悪くないのかもしれないけど、オビツ11ちゃんには大きすたので没・・・
いつか大きいドールちゃんをもしお迎えするときがあれば、そのときに使おう。

次にウィッグに切り込みを入れる作戦は、
もともと正規のサイズよりワンサイズ小さめのウィッグを装着させているため割とキツめなので、
これ以上内側に何かを挟むのは無理があるだろうと思って断念。

あとは、グルーガンでくっつけるとか思い付いたけど、取り返しがつかなくなりそうだからやめた。

***

そんなこんなで、難しさを痛感しながら調べていたらアクリル毛糸でドールウィッグを作る記事を発見。
100均の材料でお手軽に出来ちゃうようなので挑戦してみることに。


毛糸とペット用スリッカーブラシを使います。スリッカーブラシまで100均で売ってるなんて凄い。
ついでにペットショップで見たら1600円位して戦慄した。
・・・けど、うちのにゃんこ用のブラシ2000円以上してたわ。ペット用って何から何まで高いですよね。


因みにうちのにゃんこブラシはピロコームを使ってます。めっちゃおすすめ。
と、脱線しましたが、


ウェフトを作りました。ウェフト作りは単純作業でなかなか楽しいです。



ウィッグキャップを作ります。
ラップで人形を保護して、ストッキングをかぶせ、ボンドを水で薄めた物をぬりぬり。
乾燥したらウィッグキャップの形に切り取ります。

そして、量産したウェフトをウィッグキャップに張り付けていくのですが、
ここら辺の写真が1枚もないです;;
段々失敗していく様子が絶望的で写真撮る気も起きなかった・・・


で、出来たのがコレ。ゴミです。

もうね、ウィッグキャップの時点から失敗してて一度頭から外したら二度と綺麗に装着できなかった。
ストッキングの生地が薄すぎたのと、しわを伸ばして固定したことで、外した時に一気に縮みました。

もっと余裕をもって貼り付けるべきだったし、そもそも生地選びが失敗だった。
ガーゼあたりにしておいたほうがよかったかもしれません。

ウェフトの貼り方もてんで駄目ではあったんだけど、そこら辺は慣れもあるかな。
とはいえウェフト作成だけでもめちゃ時間かかったので、この時間と労力に見合う物が
この先、この材料で作れるのかと考えると多分無理。

アクリル毛糸のウェフトはふわふわしてて触り心地はいいのですが、髪の毛と考えるとうーんと唸ってしまう。
どうしてもぼそぼそするというか、アイロンで綺麗に伸ばしても本物のウェフトには当然ながら叶わない。
ボンドで固定していることから、耐久性(耐熱、耐水)もかなり低いです。

自分が不器用でゴミしか錬成出来なかったことを棚にあげて色々言ってはいますがww
ウェフト化してどんな感じなのかを肌で感じられたのは大きかったです。

色々と毛糸は買ってしまったので、気が向いたらまた挑戦するかもしれません。
ストレートじゃなくてモヘアタイプなら親和性ありそう。

***

という感じに毛糸ウィッグがひと段落(?)したので、
身長調整キットを使ってオビツ11をオビツ12にしてみました。


←オビツ11  →オビツ12

身長差って素晴らしい!!心なしか12のほうがほっそりとして見えます。
しかーし、この身長調整ボディの交換がめちゃめちゃ大変でした。


身長調整キットはこのように一部のパーツと交換することによっておよそ1cmの身長アップになる物です。
てことで、パーツを外していくんだけどそれがめっちゃ固いです。ペンチで引っこ抜きました。

ボディを動かした際に外れにくいように固くはめ込んでいるらしいのですが、
身長調整キットを交換するときに外してしまうのでその後は当然抜けやすくなります。
オビツ12が今後出てくれればいいんですけどね・・・どうなんだろう。

まあパーツが固くて外しにくいことはいいとして、一番の問題はお腹パーツです。
交換すると胸部パーツが破損するんじゃないかってくらいギチギチです。全然動かない。
なんとか組み立てはできるんだけど、そのまま使っていたら確実に破裂します・・・

お腹はそのままにして手足だけ伸ばしてもいいかなとは思ったのですが、
折角高くなる身長を1mmでも逃したくないwという思いで削る事にしました。

最初はカッターで削ってははめてで確認してたんだけど、埒が明かなかったのでホビールーターで。
ブライスの顔削ってたルーターがここで役に立つとは。


脇腹の滑りをよくするためにかなり丸く削りました。これでもまだちょっとキツめだけど及第点。
ギチギチ感もなくなって滑りもよくなりました。
削った後がぼこぼこしてたりはするけれど、近くで見なきゃバレないバレない。


うーん、可愛い・・・

***

ウィッグの話に戻りますが、毛糸ウィッグ作りと身長調整キットで疲労困憊になったので、
イチヤとプレイヤーキャラの再現は一旦諦めて自分の好みのウィッグを買うことにしました。
もうこっちはお洋服作ってドールハウス広げて遊びたいんじゃ!!!ってw
そのうち再現できそうなウィッグが買えたり、作れたりしたらそのときにお着替えすればいいからね。
ドール版の彼らってことで・・・可愛けりゃいいんだ可愛けりゃ。

多分やんないと思うけれど、男の子ヘッドを眺めてはメイクしてみたいなーとか思ってます。
とはいえフルセット揃えるのもその後構ってあげるのも大変だから今後はやっぱりちびちゃんだけかな。
生首だけ飾っておくか・・・?いやいや・・・